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2025.03.14

MAP – Monaco Aide Presence チャリティーパーティー

みなさまこんにちは。ハイライフモナコ事務局のセレアです。

今回は、去年の夏にウィトック夫妻が参加したMAP(Monaco Aide Presence)チャリティーパーティーについて、ウィトックからのレポートです!

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MAPの代表者ドナテッラ・カンピオーニさんは私の友人で、私たち夫妻が開催するチャリティーパーティー毎回参加してくれます。

そんな彼女からの招待からの招待のため、私たちも喜んで参加してきました。

ドレスコードは「カクテルドレス」でしたが、パーティーのテーマが「地中海の夏」だったため、少しカジュアルなドレスをチョイス。

会場に着いて周りを見ると、やはり花柄や鮮やかな色のサマードレスを着用している女性が多かったです。

MAPは2024年で設立45年を迎えた長い歴史を持つ人道支援団体です。設立のきっかけは1979年カンボジア内戦で荒廃したカンボジアの様子をテレビで報道されていたことがきっかけだったようです。そしてすぐに医師と看護師からなる30名のボランティアチームをカンボジアへ送って民間人を助けることに。

これがMAPの最初の人道支援活動であり、この長い歴史の始まりとなりました。それ以来、MAPはアフリカ、ブラジル、インド、ネパール東ヨーロッパ(モルドバやウクライナ)の子供達を教育、保険、地域開発、緊急支援の分野で支援しています。

ディナーはヤニック・アレノシェフが担当し、サプライズでこのイベントの翌週にオープンしたエルミタージュホテルのラビスのシェフ、岡崎さんトロのお寿司を握ってくれました。裏話ですが、岡崎シェフ曰くこの前日に突然アレノシェフからお寿司を握るようにと指示があったのだとか(!)。

光栄なことに、アルベール大公と同じメインテーブルに通されました。同じテーブルのメンバーは、イギリスの実業家Lady Tina Greenさん、カザフスタンの実業家、ウクライナ人の実業家、以前から知り合いのノルウェー人カップルがいらっしゃいました。

オークションは、MAPの活動を支援することが目的で、下記のようなラインナップでした。

Lot 1「ブラジルのリオデジャネイロにあるコミュニティリビングセンターの改修費」 80,000ユーロ

Lot 2 「ネパールの子どもたちのための奨学金」年間30,000ユーロ

Lot 3 「マダガスカル学校給食の援助」年間50,000ユーロ

横に書いてある金額は必要な予算です。このオークションは誰か1人が高値で落札するという方法ではなく、このロットから支援したい項目がある落札者が希望する値段で落札が可能。つまり、例えば2番目の30,000ユーロは、1人が30,000ユーロを落札(寄付)しても、もう1人が30,000ユーロといえば合計60,000ユーロがネパールの子どもたちの奨学金が届くようになるわけで(諸経費は引かれるので100%届くわけでは無いです)、あくまでも目安ということ。

私たちはLot3のマダガスカルの子供達の給食をサポートするプロジェクトを落札。年間5万ユーロが必要とのことだったので2万ユーロを寄付。私たちの他にも数人落札していたので、きっとマダガスカルの子供たちは美味しい給食を食べられることでしょう。

この給食が1日の唯一の食事という子どもたちも多いらしく、貧しいがゆえに学校を中退する子どもたちも多いのだそうです。モナコでもマダガスカル出身の方を時々見かけるのですが、小柄な人が多いのは子供の時に十分な栄養を与えられていないからなのかな?と思ってしまいました。少しでも多くの子どもたちが美味しく給食を食べてくれることを祈らずにはいられません!

アレノシェフのお料理がどれも本当に美味しく、会場もアットホームな雰囲気で楽しく、気がついたら夜中の2時まで会場にいました!とても素敵なチャリティーパーティーでした。