レポート
2023.09.20
みなさま、こんにちは!
ハイライフ事務局のセレアです。
前回、前々回とウィトックからの北西航路旅行レポートが続いていますが、今回はその旅の途中で寄った「世界最北端のミシュラン2つ星レストラン」についてのグルメレポートになります。
実は、ウィトック夫妻は2人とも食へのこだわりが強いのです!そんな2人が訪れたレストランは一体どのような感じだったのでしょうか?ご覧ください。
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私たち夫婦は揃って無類のグルメ!
世界中のありとあらゆるレストランを訪れるのが2人の共通の趣味です。
今回は北西航路旅行中に立ち寄った、小さな小さな島にポツンと建つ世界最北のレストラン「KOKS」についてです。
日本でもいくつかのメディアで取り上げられているようですが、グリーンランドのフェロー島出身のシェフ、ポール・アンドリアス・ジスカ氏がオープンしたものです。
彼は以前フェロー島で同じ名前の「KOKS」というレストランを営んでいましたが、去年と今年夏の間の3ヶ月間限定でイリマナク(Ilimanaq)島に移転。
本当に何もない、徒歩30分で周れるこの島ですが、住民は50〜80人はいるようです。
「こんな何も無い島で、どうやって食材を集めているのか?どのように生活しているのだろうか?」
と、私は興味津々。
一方で、数年前に訪れた「Noma」で北欧料理に良い印象を抱いていなかった夫は、KOKSへ行くことに少々難を示していました。
ミシュラン世界1位に5度も輝いた「Noma」ですが、実際に足を運んでみるとシェフのこだわりが強すぎて客の要望は二の次・・・上から目線の接客に閉口してしまいました。
私は日本人なので「そのお店のやり方」を尊重できるのですが、夫には理解不能だったのです。
紆余曲折ありながらも、わざわざ近くにいるのだからということで、少し遠回りな航海をしながらも行ってきました。
©Claes Bech-Poulsen
ポールシェフもこだわりは強そうですが、どちらかというとチャレンジ精神が旺盛なタイプのようです。
フェロー島でも最北のお店だったのに、さらにその北を目指してイリマナクを選んだのだとか。
グリーンランドの伝統料理と聞いても全然ピンとこないのですが、食材はできるだけグリーンランド産のものを使っているそうです。
こんなに何も無い海に囲まれた島のレストランで、一体どのような料理が出てくるのでしょうか?
次回は私たちが実際に食べたものを写真とともにご紹介しますね!