レポート
2023.07.28
みなさま、こんにちは!
ハイライフモナコ事務局のセレアです。
7月半ば、新宿こども食堂の齋藤さんとミーティングする機会を設けていただきました。
ハイライフモナコは新宿こども食堂さまを支援し続けて早数年ですが、実は今回お会いするのが初めてなのでした。
毎回、寄付したお金の使い道やお弁当配布の状況、利用者様の声を届けてくださるのですが、実際にお会いしてメールでは聞きづらいようなことなど、かなり深いお話をさせていただきました。
まず驚いたのが、私に「日本語の達者な外国人疑惑」があったこと!
私は生まれも育ちも生粋の日本人で、セレアは結婚後の苗字になります。
お会いする前に「外国人だったらどうしよう!」とドキドキされていたようで、余計な心配をおかけしてしまいました。
さて本題です。
食べ物や物で支援してくださる企業や個人の方々は多いそうですが、現金で寄付してくれるところは無いようで「本当に助かります!」と感謝されっぱなしでした。
予算が増えるとお弁当のバリエーションも増えるので、利用者様からも感謝の声が多いとのことです。
また、以前のようにお弁当配布ではなく食堂に戻す予定はあるのでしょうか?と質問したところ
「食堂を再開するとなると様々な制限も多いため、コロナを機会にこれからはお弁当配布として継続します」
とのことでした。
私も実際にお弁当配布の現場に立ち会いたかったのですが、あいにく予定が合わずに今回は断念することに。
パントリー(食品配布)では寄付食品が減少していることや、必要な数が集まらずに自己資金で購入しないといけないこと、宅食(長期休み前に食品を宅配する)では送料や箱代が1回につき6万円もかかっているなど、外からでは分からない問題もたくさん教えていただきました。
また対象は日本人だけに限らず、ネパール人移民家庭やミャンマーからの難民家庭などの支援もされているそうで、
「幅広く活動されて大変ですね」
という私の言葉に対し、齋藤さんは
「できる範囲で楽しみながらやっています!そうでないと続けられないです!」
と笑顔でお答えくださいました。
齋藤さんをはじめとするボランティアの方々の苦労は計り知れないですが、無理のないよう楽しみながら活動をされている新宿こども食堂さん。これからもハイライフモナコでは継続的に支援をさせていただきたいと考えています。