レポート
2023.06.22
みなさま、こんにちは。
ハイライフモナコ事務局のセレアです。
5月18日から21日まで、ハイライフモナコ代表ウィトックはイスタンブールへ行っておりました。
ボートインターナショナルという、スーパーヨットに特化した雑誌を発行している会社が主催の「The World Superyacht Awards」が開催されていたためです。
ボートインターナショナルは毎年会場となる都市を変更しながら、その年の素晴らしいスーパーヨットに賞を与えています。
今年の授賞式の会場はヨーロッパとアジアを隔てるボスポラス海峡に建てられたチュラーン宮殿。
ここは19世紀半ばのオスマン帝国時代に作られた宮殿で、Abdulazizスルタン(スルタンは支配者の称号)が当時宮殿建築で有名だったBalyan家を指名して建築を担当させました。外観の大理石がトルコの夏の暑さを遮断する役割を果たし、反対に内装は木が多く使われていました。
実はこのチュラーン宮殿は日本とも大きな繋がりがあるのをご存知でしょうか?1910年に大規模な火災が発生し、大理石の外壁以外は木造だったために全焼。以降庭園部分だけが地元のサッカーチーム(ベシクタシュJK)のホームスタジアムとして使用されていましたが、建物はほぼ廃墟の状態で放置されていたのです。
ところが1987年に日本のゼネコンの熊谷組が買い取り、モダンなホテルとしての機能も追加して修復され、ヘリポートやプールも備わり、世界中からゲストを迎え入れられるようになったのです。
ボートインターナショナルの授賞式のように、会場として使用されることも多くあるようですよ。
ここからはウィトックからのレポートをお楽しみください!
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みなさま、こんにちは。
ハイライフモナコ代表のウィトックです。
あまり写真を撮る習慣がないのでお料理の写真はありませんが、テーブルは中東の方が好むゴールドを基調としたものでした。
招待された身分なので、お料理やワインについて辛口評価できる立場ではありませんが、BaklavaやFalafelなど中東独特のものをアレンジしたお料理とイタリアワインと(Villa Antinoriの白と赤)はあまり合わない印象でした。
会場ではかれこれ10年以上の付き合いになる友人に会えて、とても楽しい時間を過ごせました。
またターキッシュダンスフュージョンというエンターテイメントも楽しめましたが、一番良かったのはチャリティーラッフルがあったことです。
ラッフルはすでにハイライフモナコのイベントとして開催したことがありますが、日本語でいうところのくじ引きのようなもので、今回のチャリティーではチケットを1枚100ユーロで購入できました。
私たち夫婦は10枚購入し、会場に居合わせた友人知人に配ることに。
賞品は、ヘンリープールのジャケット、イギリスのコテージで3泊できる券、Skinadeのコラーゲンドリンク1年分、ラッフルズロンドン2泊券、イギリスのSalpertonパークでのバードシューティング体験、プライベートジェットで行くニースへの旅などなど。
100ユーロ分しか買わずに当たった方はラッキーだったでしょうが、私たちの知人でありボートの設計者は私たちがあげたチケットが当たりました。イタリア、キャンティクラシッコのワイナリー見学です。果たして実際に行くのかどうかはわかりませんが、このチケット購入額が2023年2月に起きたトルコ・シリア地震の被災者に寄付されるとのことです。
気軽に参加できて(購入限度額はなし)、商品も当たるかもしれない楽しみと、そのお金がチャリティーに回るというのはとても嬉しいですよね。
世界中のボートオーナーたちとも出会えるこのアワードは、高い参加費を支払ってでも参加したいという方がたくさんいるそうです!
次回も私が参加したガラディナーなどをレポートできたらと思います。