THE HIGH LIFE MONACO

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2025.04.17

ブルーアースプロジェクト

みなさまこんにちは。ハイライフモナコ事務局のセレアです。

去年に引き続き、今年も日本から大学生3名をお呼びし、モナコで研修をしていただきました。

去年の様子はこちらからどうぞ
https://www.thehighlifemonaco.com/590/
https://www.thehighlifemonaco.com/599/

今年も大学生活を送りながらNPO法人Blue Earth Projectの活動を頑張っている方々の中から、ウィトックが3名を厳選。

左から、関西学院大学2回生の明野七星さん立教大学3回生の笹倉実希さん神戸芸術工科大学2回生の岡上葵さん

実は毎回モナコオーシャンウィークに合わせて3月にお越しいただいているのですが、今年は6月に大きな環境関連のイベントがニースで行われるため(https://ocean-climate.org/en/unoc2025/)、3月には行われないということでした。

そのため、研修生のみなさんにはウィトックが日ごろ支援しているアルベール2世公財団へ行っていただきました。

日本からモナコ到着後にその足ですぐ財団へ向かった派遣生3名。ウィトックとその友人山本愛子さんも同伴。

財団の副理事を務める(理事はアルベール2世公なので、実質的に理事のような存在)オリビエ・ウェンデン氏に時間をいただき財団の運営プロジェクトの進め方について話を伺いました。

3人とも、緊張しながらも一生懸命英語でオリビエ氏に質問をしていました。

 

3人とも印象に残っているのが、オリビエ氏のエコ活動に対する熱意と、各プロジェクトの進め方について。全員で一つのプロジェクトに取り組むのではなく、プロジェクトにより適材を選んで任せるスタイルを取っているのだそうです。プロジェクトを任せることで(もちろんその中でマネージャーや補佐などの立場はあると思いますが)、スタッフのモチベーションもあがり、財団として多くのプロジェクトに取り掛かれるため効率が良いのだとか。

七星さんは、ブルーアースプロジェクトの神戸地区リーダーに選ばれたそうなので、オリビエ氏のやり方をぜひ取り入れたいと話していました。

以下、派遣生からいただいた感想の抜粋です。

先日、モナコでは、大変貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。特に、モナコ公アルベール2世財団のOlivier様とお話しできたことで、今後チームワークを行う上での考え方に少し変化が生まれました。また、最終日にモナコ大学を訪れた際には、Career Weekの一環で各企業のインターンシップ情報を伺うことができ、非常に有意義な時間となりました。現在探しているインターンシップについて新たな視点を得ることができたことに加え、カナダ、日本、モナコのキャリアの違いについても比較することができ、大変深い学びとなりました。(笹倉実希さん)

私にとって、このモナコ研修はたくさんの学びがありました。広い世界を知り、たくさんの人と出会い、日本では出来ない経験を沢山することが出来ました。Olivier様とお話をさせて頂き、日本だけでなくモナコや海外でも環境問題が深刻化していることを改めて知りました。この研修の中で、私は英語が得意ではない為、聞き取ることは出来ても、自分の思いを伝えることが出来ずとてももどかしい気持ちになりました。この経験を経て、私は英語をもっと学びたいと思うようになりました。時間はかかるかもしれませんが、いつか海外の方と意思疎通が出来るようになりたいです。(岡上葵さん)

この4日間は私の人生において大きな転換点になったと思います。このような他では出来ない貴重な経験をさせていただき感謝しかありません。モナコで経験したことを無駄にせず、今後の人生に活かせるように、また今回のモナコ派遣生に私を選んで良かったと思っていただけるように頑張ります。
今回が初めてのヨーロッパだったのですが、モナコが大好きになりました!また訪れたいです!(明野七星さん)

ウィトックは事情があり帰国時までご一緒できませんでしたが、お礼として日本帰国後にいただいたメールからも彼女たちの成長を感じられる!と大変喜んでいました。

来年の派遣生についてもすでに動き出していますので、またご報告させていただきますね。