THE HIGH LIFE MONACO

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2024.09.10

SETO sea (瀬戸内海) – カクテル編

みなさまこんにちは。

ハイライフモナコ事務局のセレアです。

今回から4回に渡り、2024年4月12日金曜日にロレックス・モンテカルロ・マスターズの開催に合わせ、ウィトックがアルベール2世公財団(以下、財団)のファンドレイジングのために開催したチャリティーガラディナーの様子をお届けします。

前回のイベント、SHINKAI(深海)のお話はこちらからどうぞ

https://www.thehighlifemonaco.com/390/

もちろん、今回も海を保護する=海にまつわるイベント、ということでテーマは「瀬戸内海」

私はこのイベントに携わるまで知らなかったのですが、瀬戸内には3,000近くの自然島と、400種類以上の海洋生物が生きています。

財団も海の生態を守る活動をしているので、2024年はモナコで「瀬戸内海」をテーマにしたチャリティーガラディナーを開き、2025年は大阪万博に合わせて日本でもアルベール2世公をご招待したガラディナーを開催し、モナコから日本へ来てくれるゲストに本物の瀬戸内海をお見せしましょう!という2カ年計画です。

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1年以上前から計画を始めていたものの、(いつも通り)なかなか先に進まないことも多く、開催の数週間前にようやく会場の装飾が決まったりと、ハラハラドキドキでした。

招待客は70名という、かなりエクスクルーシブなパーティーとなり、席も10,000€(170万円)もしくは15,000€(255万円)という高額にも関わらず、高い方の席はあっという間に埋まってしまいました。またアルベール大公の他にも、イギリスよりユージェニー妃(Princess Eugenie)と配偶者ジャック・ブルックスバンクさんが出席くださいました。同じテーブルに座ったウィトックによると、イギリス王室特有の優雅さがありながらもフレンドリーで話しやすい方だったそうです。

もちろん、このお金も100%財団に寄付されました。透明な寄付をしていただくため、ゲストからは直接財団へお金を振り込んでいただく形に。

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会場はモナコの中心地にあるギャラリー、Hauser & Wirth。地下に続く螺旋階段を降りると地下1階には螺旋階段を囲むようにアートが飾られており、そこがカクテルの会場。

会場に入ってすぐのところにはフォトコールを設置。

そしてその下の階には大きな展示場があり、メインの会場となりました。イベントのテーマ「瀬戸内海」に合わせて、メイン会場装飾は海の中をイメージ。これらの素敵な装飾を担当してくれたのは、ウィトックが信頼をしているお花屋さん夫婦。海藻に似た植物を飾り、各テーブルには瀬戸内に存在する島の名前をつけ、テーブルごとにテーマの花を変えました。

アルベール大公の公務の都合により、カクテルの開始が20時半と少し遅くなりましたが、それでもモナコの人々には問題なし。みなさんお喋りに花を咲かせて、あっという間にアルベール大公が到着の時間に。

到着に合わせ、今回ウィトックはシンガーソングライターミイナ・オカベさんを招きました。ミイナさんはデンマーク人日本人の血を引いており、インスタグラムで多く使われた「Every Second」で有名に。最近ではミイナさんの歌日本のドラマアニメの主題歌などに使われているそうですね!

カクテルでは、Every Second英語バージョン日本語バージョンの2曲を歌っていただきました。

実は本番前に会場で少しお話しする機会をいただいたのですが、とても気さくで可愛くて本当に良い方でした。日本語は片言しか話せないということで英語でお話をしたのですが、「モナコは初めてでこんな機会をいただけてとても光栄で緊張している!」と。また日本にもお仕事で何度か行っていて、とても好きな国と絶賛していました。ロンドン、ニューヨーク、マニラ、そしてコペンハーゲンと、小さい頃から刺激の多い都市に住んでいたことが、彼女の音楽性に影響しているかもしれないですね。

アルベール大公が到着し、ギャラリーを一回りしている間、ゲストたちは下のパーティー会場へ移動。いよいよイベントの本番です。

次回に続く。