レポート
2024.05.24
久しぶりの投稿になってしまいました。ハイライフ事務局のセレアです。
今回は、書こうと思いつつ他の仕事が優先で後回しになっていたロンドンでのガラディナーについて、ウィトックからのレポートです。
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遡ること2023年10月12日、私たち夫婦がいつも支援しているアルベール2世公財団のファンドレイジングとのことで、ロンドンまで足を伸ばしました。
その前にベルギーにいたため、ユーロスターでロンドンまで。Brexit(イギリスのEU離脱)以降手続きが少し面倒になりましたが、それでも2時間で電車一本でロンドンまで行けるのは快適です。
会場となったのは、ロンドンのハイドパークのすぐ近くで、政治家やセレブが多く住むというメイフェア地区のマンション。
マンションといっても70名が入れる広さがあります。パーティーとしてはアットホームな人数で、参加者もモナコでのアルベール2世公財団のサポーターである常連ゲストがほとんど。
室内のデコレーションがとてもユニーク。至る所にスワロフスキーが置いてあり、主催者の家紋も入っていました。
テーブルデコレーションは、私の好みではありませんでしたが、こだわりを感じるものでした。ピンクがテーマカラーだったのか、ナプキンもワインのステム部分もピンク。
私たち夫婦が座ったのは象のテーブルで、テーブルごとにテーマの動物が決まっていました。ナプキンリングはウミガメ。財団が守っている海洋生物を入れたかったのかもしれません。
今回私は和装ではなく洋装で参加してきました。
エンターテインメントはカナダ出身のシンガーソングライター、ブライアン・アダムス。調べてみると何度も来日しているようなので、日本でもご存知の方が多いかもしれないですね。
お料理はお世辞にも「美味しい!」とは言えませんでしたが、ワインのセレクションは豪華でした。モンラシェやマルゴーなどが出てきたので、アマチュアワイン家の夫も大喜び。美味しいワインとともに、チーズをいただきました。
オークションアイテムは4点。
1)アメリカのドラマー、ファブリズィオ・モレッティから寄付された、オーストリアのアーティスト、エルヴィン・ヴルムの作品「SHINE; MELT; LIGHT; WOBBY, 2023」。
2)英国系イスラエル人アーティストのレジン(合成樹脂)彫刻「BIG EASY MIXED RED AND TRANSPARENT 2023」。
3)FAIDEEのルビー、ダイヤモンド、サファイヤをあしらったイヤリング。436個の小さな宝石が散りばめられています(上の写真の右側)
4)ジェラルド・ジェンタのムーンフェイズカレンダー付きオートマチック腕時計。裏がスケルトンになった世界限定1000本のパーペチュアルな時計は男性なら誰でも憧れそうです。
人には好みがあるので盛り上がるかどうかがオークションの鍵。これはオークショニアの腕にもよるのでしょうが、どれも私たち夫婦にはイマイチだったため、時間が長く感じてしまったというのが正直なところ。
こういう経験をして、「私自身が主催するイベントでは参加者にこんな風に思われないようにしよう!」と活かすようにしています。