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2023.05.16
みなさま、こんにちは。
ハイライフモナコ事務局のセレアです。
モナコはグランプリを前にようやく例年通りの活気が戻ってきました。街中はグランプリの準備で忙しく、観光客も渋滞も多くて通勤している者にとっては大変なのですが、経済的に考えたらいいことですよね。日中も夏のような日差しで、ビーチでは泳いでいる人もちらほら見かけます。
少しさかのぼりますが、3月初めにアルベール2世公財団(Fondation Prince Albert II)からウィトック宛てに招待状が届きました。
Planetary Health Pledgeというパーティーで、テーマは「サスティナブルフード(持続可能な食料)」。乱獲や絶滅危惧種の保護、廃棄物などのさまざまな問題についても話し合いましょう、というものでした。
このディスカッションをリードしてくれたのは日本でも有名なアラン・デュカス氏。
モナコのエルミタージュホテルのクリスタルバーでカクテルがあり、その後デュカス氏とディスカッション。
以下、ハイライフモナコ代表のウィトックよりレポートです。
デュカスさんは20年前からガストロノミーでベジタリアンメニューを推奨していたそうですが、当時は世間(モナコやフランス)で広く認識されていなかったため、レーニエ大公(アルベール大公の父親)からベジタリアンメニューを給仕することに驚かれたそうです。
最近では「ベジタリアン」だけではなく、様々な信念を持って食べ物を選んでいる人も多いそうです。
牛を飼育するためにたくさんの飼料が必要なこと、牛が二酸化炭素を多く生み出すため「赤い肉(牛肉)は食べない」人や、「魚介類は食べるけれど肉類を食べないペスカタリアン」もいるとおっしゃっていました。確かに私の周りにもペスカタリアンや、肉類は鶏肉だけを食べる「ポーヨ・ベジタリアン」もいます。
参加者からも、
「ドイツでは、野菜よりも鶏肉が安いので野菜を買いたくても低所
「
「菜食主義を試したけれど、野菜だ
というような意見もたくさんあり、ディスカッションはかなり盛り上がりました。
その後はホテルドパリのワインセラーに移動して、30名ほどのプライベートディナ
幸運なことに席がデュカスさんの隣でした。
今回のディスカッションの主題が「ベジタリアン」だったので、「ディ
実は、以前にもあるディナーでデュカスさんの隣の席になったことが
今回は、前回よりも会話ができたので嬉しかったです。
デュカスさんは日本でもビジネスを展開しているので、年に3回ほど
アルベール2世公財団のイベントは、単なるパーティーではなく環境を考えるテーマがあり、参加者も知り合いが多いため、と